万博大好きプロジェクト › 俳句・短歌・詩

2012年02月14日

太陽の塔と梅

太陽の塔より太郎梅見かな



(by千恵子)  


Posted by 万博大好き at 13:58俳句・短歌・詩

2011年08月31日

向日葵

夏の終わりに差し掛かり、日毎に秋の気配が
忍び寄ってきます。
あれほど炎天下の中、少しでも木陰を求めて
歩き回ったこの夏を、たくさんの向日葵の思い出と
どこまでも青かった夏空の混ざり合った、大切な
思い出として、そっとしまっておきましょうか・・・。




題名:向日葵





君が行く

後姿の

愛しさは

青に溶け行く

向日葵ひとつ







感想

長かった夏休みも、そろそろ終わりとなります。
子どもたちが多く訪れてくれた万博公園も少し寂しくなります。
夏が終わりやがて訪れる秋までの短い間、しばしこの夏の
日々を思い出す時でもあるのかもしれません。

そんな、終わり行く夏を、大切な人への想いとダブらせ
向日葵と夏の青空のイメージの中に詠んでみました。

明るく元気であったからこそ、その夏や色鮮やかな向日葵が
見れなくなるのは寂しいものです。


また来年の夏まで、楽しみに一年を過ごしたいと思います。



(by ぽち 吹田市 50代)  


Posted by 万博大好き at 14:39俳句・短歌・詩

2011年07月19日

風と遊ぶ

君はどこにいるの
自由に野山を駆け巡り
誰からもしばられることなく
勝手気ままな その存在
時には花と戯れ
時には水と遊ぶ

− そもそも人もそうなんだよ
誰だって自由なんだ
だからあなただって
ほらこうして僕と一緒に
駆け巡れるんだ −

どこからか
微かにそのような声が
聞こえて来る
そう言えば
私も君のように
自由に野山を
駆け巡っていた時が
確かにあったね
心のどこかに
そのことを置き忘れていたよ
少年の頃の思い出
キラキラした思い出
いつまでも失いたくない思い出
私もここで君と遊ぼう
少年の私を取り戻しつつ




(by ぽち 吹田市 50代)  
タグ :万博公園


Posted by 万博大好き at 10:04俳句・短歌・詩

2011年07月19日

紫陽花

「 紫陽花 」

薄紫色の

密やかな配合の色合いに沈み

君が静かに微笑んでいます

昨晩までの冷たい細雨が

尚きれいな君を

いっそうに儚き存在のごとき

匂いに染め

僅かに暗い森の小路に

君の存在を一際艶やかに

示したのでした

それは決して現実のものとは思えない

虚像のごときレーベルを突き付け

私の両眼と視覚脳を

完全に占拠したのです

その予想を裏切る美しさに

瞬間の言葉は突然に蒸散し

感動の痙攣の中に

私の言語中枢は麻痺したかと思うと

ただただ

嗚咽を繰り返すばかりなのでした





(by ぽち 吹田市 50代)



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↓あじさいの森はコチラ
  


Posted by 万博大好き at 10:03俳句・短歌・詩

2011年07月17日

短歌「逢瀬」

いつも楽しく拝見させて頂いています。
先日の観蓮会と象鼻杯の時の短歌を作りましたので
ひとつ投稿させて頂きます.


題名 逢瀬

朝靄の
夜も明けやらぬ
逢瀬の日
寸暇を惜しみ
心はそこへ





クローバー感 想クローバー


観蓮会と象鼻杯の朝
少しでもいい光の条件で蓮を撮りたいのと
出来たら象鼻杯を体験したい思いで
前日からワクワクしていました。

忘れ物はないかとカメラをチェックしたり
朝早くからお弁当を作ったりと
それは楽しいひと時でした。

まるで恋人とのデートの前日のように
心は既に愛おしい蓮の元へ行っていたのですね。


季節毎の楽しみに溢れた万博公園は
私にとっては、写真と短歌の宝庫です。


また次の逢瀬の日が、待ち遠しいです^o^


(by ぽち 吹田市 50代)


今年の早朝観蓮会は
7月8日(金)〜10日(日)、(終了)
15日(金)〜18(月・祝)、22日(金)〜24日(日)
6時〜です。

※金曜日は象鼻杯・ハス酒はありません

↓日本庭園の「はす池」はコチラ
  


Posted by 万博大好き at 12:00俳句・短歌・詩

2011年05月24日

キレイに咲くバラ プリンセスミチコ

プリンセスミチコのそうび愛でにけり
by千恵子


  


Posted by 万博大好き at 18:09俳句・短歌・詩